「害のない」「悪意のない」「穏やかな」という意味の形容詞。医学用語としては「良性の」(悪性ではない)という意味で広く使われる。日常会話では、人の性格や態度が「温和な」「優しい」という意味でも用いられる。
/bɪˈnaɪn/
The doctor said the tumor was benign.
医師はその腫瘍は良性だと言った。
Despite his intimidating appearance, he had a benign disposition that put everyone at ease.
威圧的な外見とは裏腹に、彼は温和な性格で、誰もが安心できる雰囲気を持っていた。
ラテン語の benignus(親切な、寛大な)に由来する。これはさらに bene(良く)と gnus(生まれた)から成り立ち、「良い生まれの」→「善良な」→「害のない」という意味の変遷をたどった。14世紀頃に古フランス語を経て英語に入り、医学用語として「良性の」という意味で使われるようになったのは17世紀以降である。